小鹿野ロードレース(ハーフマラソン)
2013-2014マラソンシーズン開幕!
自分的マラソンシーズン開幕!まずは地元の大会からスタートってことで10月20日(日)開催の埼玉県秩父は小鹿野ハーフマラソンを走ってきた。
今シーズンの目標は・・・
フルマラソンでずばりサブスリーでしょう。いつやるか?いまでしょ!
というテンションなんですが、今回の小鹿野ロードレースは21kmのハーフマラソンでの目標タイムはとりあえず100分切り。
3月にフルマラソンを走ってから長い距離を走るのは久しぶりってことと、高低差100m越えのアップダウンの激しいコースなので、普段平坦な道しか走らない自分には不安なこと。地元なんで昔は山のなか駆け回ってましたがね、秩父の山猿とはオレのことよ!とは言え地元を離れて久しいからね。
実は小鹿野ロードレース入賞経験
そう山猿と呼ばれていた中学陸上部時代、実は入賞してんのよね。もちろん中学生の部3000mで。あの頃のスピードはもうないっすけど、思い出して頑張ろう。
前日入りのコース下見
仕事終えて金曜の夜に実家に帰省して、前日の土曜はコースを車で回って下見。
ラスト5kmに激坂発見!
高低差100m越えのコースどんなもんかと。スタートは小鹿野小学校前、商店街を抜け国道299を山に向かっていく。折り返し地点10km先までは基本緩やかな登り、そこからは走ってきた道を下るのかと思いきや15km通過先で走ってきた道から右の道にそれる。そして直に激坂が立ちはだかる。なんだこの登り坂は、15kmも走ってきて登れるのか?一抹の不安が。
激坂を超えると、もちろん急な下り坂。その後も軽いアップダウンがあるが基本は下り。商店街に戻りゴールとなる。
レース当日はあいにくの雨
いつやるか?雨でしょ!
昨日の下見でアップダウンコースにビビっている自分に追い打ちの空模様。実は雨のなか走った経験はほとんどない。
レース開始は9時半から、1時間半前には会場へ行って受付を済ませてゼッケンを受け取る。会場の小鹿野小学校グラウンドは雨でぐちゃぐちゃ。
トイレを済ませストレッチなんかをして体を温める。ハーフマラソンの部は男女合わせておよそ500人が出場、小規模な大会なんでトイレに行列ができたりしないのは助かる。
いよいよスタート
やっぱりスタート前は緊張するね。どんな走りになるのか?。一週間前からトレーニング強度を落としてるので体調はまずまずだ。
スタート地点に並んでいるとタイガーマスクを発見する。田舎の大会だと特に浮くねコスプレランナー(笑)でもこういう楽しみ方もいいね。はやいのかなタイガーマスク?
前半はとにかく抑えて
そしてスタート。
昨日の下見通り、折り返し10kmまでは基本登りだからペースは抑えめで、4:50/kmくらいで走る。コース途中では地元の小学生達が太鼓で応援してくれたりする。雨は本降りだ。
折り返し地点が近づくと、早くも先頭のランナー達とすれ違う。あー来年はもっと速くなってあのなかに入るぞと。ついでに中学のひとつ先輩で後々箱根を走った新○先輩ともすれ違う。わーお久しぶり、向こうは気付いてないと思うが相変わらずはやいっすねと。
折り返しさぁどうする
そして10km通過の折り返し、15km過ぎの激坂までは下りが続く。さぁどうする?
ペースを抑えてきたので脚は問題ないし、呼吸は全く上がっていない。ここはもちろんペースアップ!4:30/kmってとこ。
雨が強くなり風も吹いてくる、いいペースで前を走るお兄さんにピッタリとついて風よけにする。どうもすんません。
15km過ぎ激坂と対決
折り返しからペースアップするも下りなんで心肺は問題無し、脚も調子がいい。
激坂やってきたまえよ!
そしてきました激坂との対決。うひょーすげー坂や。のぼる、のぼる、のぼる。体を前に傾け息は上がっていくがスピードは遅くなるので脚は休める。
あれこの感覚最近よく・・。
あーあれだ自転車トレーニングだ。ロードバイクで好き好んで山登りにいった時と同じだ。自転車トレがいま生きている!この激坂オレが制す!
ラスト5kmで覚醒
高低差100m越えのコースに、雨に、激坂に怯えペースを抑えてきたが。坂を制し自信をつけた自分はここから一気にペースアップ。
風よけに協力頂いたお兄さんさよならっす、そしてありがとう。ペースを4:00/kmまで上げいく。脚のスライドを大きくしどんどんペースアップじゃぁ。オレの前に見える人間は全て抜き去る!
商店街に戻りラスト1km
戻ってきました小鹿野町商店街。ゴールが近づくと雨のなかでも応援してくれる人が増えてきます。嬉しいね。ペースをあげかなりの人数を抜き去った。
商店街は平坦なストレート。300mほど先にまだ二人見える。よしあの二人を抜き去れば目の前にはもう誰もいない!しかしハイペースけっこうきつくなってくる。
きつい時に考えるのは、「いまここはオリンピックの舞台だ、あの二人を抜けば1位。金メダルをとる」といったこと。妄想力やばいっす。オリンピックで金メダルを目の前にしてきついとか思うやつはいないでしょ、ただ夢中で走り抜けるはずだ。
そして一人抜き、もう一人に追いつく。ゴールまではもう10mない。追いついた相手がこっちに気付いてラストスパートをかける!ちきしょう、おれは秩父の山猿だスピードじゃ負けねぇぜ!
そして半身だけ、一瞬だけだが相手よりはやくゴールを通過する。
金メダルとったどー!!最終ラップは3:40/kmまであがっていた。
結果と走り終えて
まずまずのタイム
2月に走った赤羽ハーフマラソンが1時間40分だったから、5分短縮ってとこだね。総合順位は96位でなんとか100番切り。順位から総合順位が二つ落ちるのはオレより先に女性が二人いるってこと。来年は50番切りはするぞ!
ペースを抑えすぎたが、次につながる
ラスト5kmでペースを上げられたのは気持ちよかったが、もう少し全体でペースを上げてもよかったかもしれない。でももう少し走れそうだ!ってのが次につながるらからな。今シーズンはじめのマラソン大会としては上出来でしょ。雨のなか走ったのもいい経験。
次回は11月の川越マラソン。こちらはフラットなコースのハーフマラソンなんで目標は今回からさらに5分短縮の1時間30分切り。