アディダス「匠Takumi 戦Sen」ランニングシューズレビュー
マラソン大会はこの一足に任せたい
昨日書いた記事「1500km走ったらランニングシューズはこうなった」の続き。
マラソン大会用に買ったNewシューズ(アディダス匠戦)を履いてならしで走ってきたので、使用感をレビューしたいと思います。
1500km走ってへたったシューズからNewシューズへ
まず1年間履き続けて距離にして1500kmも走ったランニングシューズを使っている自分がいる。そこに新品のシューズをもってくるとどうなるのか!?
いや、全然違うね。ちょっと驚きましたよ。
とりあえず気持ちがいい。足音が違う。スピードが変わる。走り方が変わる。なんだこれすげーってなりました(爆笑)。
へたったシューズを履いてきたからこそ如実に感じられる、「アディダス 匠Takumi 戦Sen」のすごいところをレビューしたいと思います。
スパイクのようなグリップ力
まず走りはじめてて一番感じたのがグリップ力の高さ!
このボツボツが地面をスパイクのように捕らえるのです!
1500km走ったシューズはツルツルになってグリップ力がなくなっていたんだろうから余計に感じるわけで(笑)。いやでもこのグリップ力はすごい!
走ったのはアスファルトだったんだけど、固いアスファルを本当に掴んでぐっと前進できるような感覚だ。カーブも不安を全く感じずに余計な力入ることなくクイクイっと走り抜けられる!
グリップ力素晴らしい!
バネのように進む
グリップ力の素晴らしさを語りましたが、グリップしてからその先まで考えられて作られたシューズだと感じた。グリップして地面を捕らえる、そしてグイッと力を入れて前進する。その時に足のアーチをものすごくサポートされているそんな感覚。
たぶんシューズの反発力が高いのかな?足の裏から押し出されるような?力を入れて踏みこめば踏み込むほど前に飛んでいくような?自分がバネのようになって進めるような?そんな体験。
ついついスピードが出てしまう。
踵のフィット感と耐久性がちょっと不安
いいところばっかりじゃなくて、ちょっとマイナスに感じた部分も。
同じシリーズのシューズと比べて「匠Takumi 戦Sen」は踵のサポートがなくなっている。このせいなのか踵のフィット感が落ちてるなあと感じた。このフィット感が走りに影響するかどうかはまだわからん。
「匠Takumi 戦Sen」はアディダスのランニングシューズの中でも最も計量化されたシューズだ。だから生地もかなり薄い!同じ匠シリーズの練Renと比べてもペラッペラになったなと感じる。
だから耐久性も落ちてるだろうという予想。自分の場合はマラソン大会専用で履く予定だから耐久性はいらないっちゃいらないけどね。
まとめ
マラソンでスピードを求めるなら
試し履きした時の練習内容は3kmのペースアップだったんだけど、気持ちよく3分30秒/kmまでペースを上げられた。シューズは軽いしよく進むから走りである程度スピードを求めるならこのシューズとてもいいと思う。
アディダスのホームページだとマラソン大会3時間半以内、10km40分以内の目的に求められる性能とあった。自分の目的にあってるし、走った感覚も素晴らしいシューズだった。
普段へたったシューズで練習しているからか、新品のシューズを履いて走ったらシューズの恩恵をもろに感じられた。
ランニングシューズって色々考えて作られてんだろうな、匠って名前は伊達じゃないよ。