10kmレースの心拍数

6月8日の日曜日、走ってきましたよ「第56回秩父宮記念ミューズの森チャレンジロードレース大会」10kmの部。

小さな地方大会ですがゲストランナーには豪華！！公務員ランナーとして有名な川内優輝選手を迎え、なかなか盛り上がったまた例年よりレベルの上がった大会だったのではないでしょうか。
あいにくの雨だったけどね。

さて記憶の新しいうちにランレポートを書いていきたい思います。
今回はBluetoothの心拍計を装着して走ったので、心拍データとともに振り返ってみたいと思います。

コースは心臓破りの標高差約140mの上り

このロードレース大会はただの10kmではありません！！。コースがなんと言っても鬼畜（爆笑）。

大まかに紹介すると、スタートから約3kmはオフロードの急勾配を下り、下った分をアスファルトで上り（心臓破りの激坂！）。下りはスピードを抑えるのが大変なくらいだし上りは歩くのもしんどい激坂になってます。ここまで休む暇なし。残り6kmは芝生コースを挟みつつ緩やかなアップダウンが続いてゴールとなります。

ただでさえ足を取られるオフロードの急な下りが今回はあいにくの雨で、もはや恐怖の下りとなってました。芝生も雨でぐちゃぐちゃだったしね。

コースがとにかくヤバい！！とタイムがあんまり良くなかったので最初に言い訳しておこう（笑）。

スタートから攻めてみた

以前に記事(試走1、試走2）にしましたが、実はこのコース何度か試走をしておりました。
なので大会前に戦略的なものを立ててましたよ一応。

「最初の下りは攻める！キツイ上りは休んであとは気合い！！」どうでしょう？シンプルで完璧な作戦じゃないでしょうか。

では作戦通りにいったのか心拍データとともに振り返ります。

グラフは青が走るペース（下にいくほど早い）、赤が心拍数（上にいくほど高い）、緑が高低差となっています。

小さな大会なので15分前に並んでほぼスタート箇所からの好位置でスタートダッシュをきめる。ゲストランナーの川内選手も目の前。川内選手に200m少しついていく、トップランナーと一緒に走れる貴重な体験でしたよ。

しかしこれがよくなかった！！。
スタートから攻めるは作戦通りだけど、攻め過ぎだ・・。ペースとともに心拍数も急上昇で一気に最大心拍付近まで上がる。

いかん、いかんとペースを抑えるも急な下りで脚が勝手にまわる。心拍数は上がりっぱなしで下りを終える。急に心拍を上げすぎたせいで脇腹に痛み、そして急勾配を駆け下りて脚へけっこうなダメージ蓄積。

上りは作戦通り”我慢のとき”

次は下った分を一気に上るよ！！。
ここは作戦通り、ペースを落として休みます。グラフも上り区間は色が少しオレンジになって心拍が落ちているのがわかります。

ペースを落とすので、次々に抜かれていく・・・。わりとお年を召したおじいちゃん・おばあちゃんランナーにも抜かれる。早いな！！きっと走歴うん十年のベテランランナーなのだろう。

おれとは歴が違うんだなきっと・・・ここは我慢の時じゃ。

レース後半からゴールまで

我慢の上り坂を終えて、あとは緩やかなアップダウン（基本アップだけど）でゴールまでです。ここはペースをもう一度あげて気合いで！！の作戦を実行。

ここからペースをあげてもう抜かれることはない、抜くばかりのレース展開。しかし下りに攻めすぎた脚のダメージがここで響いてきたのかペースが思うように上がらず・・。呼吸も苦しいまま、心拍も最大心拍数付近をいったりきたり。

芝生コースはぐちゃぐちゃで足を引っ張る、うーんキツイ！。

本当に気合いでなんとかといった感じでゴールまで走り切る。

でも一応ラストスパートはかけられたので、それなりに満足感で終える。

結果

結果：46分16秒

試走より遅くなった・・・。

反省点

頭っから終わりまで、ほぼ心拍数95％以上という数字・・・。10km、ハーフ、フルマラソンと走り方は色々あると思うけど、どうなんでしょうこれは。

もともと普通の人より高い体質な気はするけど、心拍数あがりすぎだよな。おそらく。

原因は最初に飛ばしすぎたのと、アップ不足かなあ。

10kmのロードレース大会への参加はそういえば初めてでした。
ハーフやフルは、長いのではじめの数キロをアップ代わりに使って後半から気持ちよく走れるようになるけど、10kmは最初っからある程度飛ばすので気持ちよくなる前（心拍が安定する）に終わった感じでした。

今回2kmくらいゆっくりジョグでアップしていましがた、アップ段階からもう少しスピードに慣らすのと心拍数上げておくべきだったかも。

基本だけど準備運動が大切なのと、実力以上に飛ばすとダメだなというところでしょうか。

おわり

参加賞は秩父の名物となってました。こんにゃく、醤油、水。
あとはおそらく協賛の会社からジュースとなぜか麺。