クロールで1km泳げるようになった
プールに通うこと一年一ヶ月
木曜日夜は日課であるプール通いだ。プールに通いはじめたのは一年ちょっと前。はじめは25mをもがきながらなんとか泳ぐのが精一杯だった。
25mは泳いで休んで、25mまた泳いでその繰り返しだった。25mなんとか進めるだけ、これは泳げるというのか?プール通いが辛かった。
ウォーキングレーンで歩くおじいちゃん、おばあちゃんより遅かった。プール職員からマンツーマンの指導なんてどう?と進められることもあった。
自称スポーツマンの自分。今までの人生大概のスポーツは人より上手くできた。
屈辱だった。
それでも少しずつ
それでも通い続けた。週1回なにがあっても通った。進められたスクールの指導も受けなかった。独学で泳げるようになりたかった。時間は掛かっても泳げるようになると自分を信じた。
なかなか成果はでなかった。でも少しずつ少しずつよくなっているそんな実感はあった。気持ちよく泳げる日もあった、また泳げなくなる日もあった。一進一退そんな日々が続いていた。
週2回通うことにした
9月頃からマラソン大会に向けてこれまで夜にジョギングしていたのを朝に変更した。夜の時間が空いたから週1で通っていたプールを週2回に変更した。
これがよかった。週1回より単純に2倍の早さで上達していく感覚があった。上手く泳げた時の感覚を次ぎに繋げられるようになった。
水を感じる
週2で通うようになって少しずつ水泳について自分なりの思うところが生まれてきた。
水泳っていうのはいかに水に逆らわないか、腕をどの角度で入水したら抵抗ないか、体のどこを脱力してどこに力をいれれば、いつ力をいれれば進むのか、水中でひとつひとつ確認していく作業だと思う。
サッカーならボールを感じることが大切だ。上手いサッカー選手はボールをキープしている時にボールを見たりはしない、ボールの状態は自然と感じておける。ボールがどこにあるか、どんな回転をしているか、そこへどんな力を加えればどう動くか。ボールの状態を常に把握しておく。そして相手がいる、体をぶつけてくる相手をどうやってかわすか、力をいれるか力を抜くか。スピードをあげるかスピードを落とすか。相手の嫌がることをやってやればいい。
水泳は自分の体がサッカーでいうボールで相手が水だ。自分の体はどうなっているのか、傾いているのか、縮こまっていないか、伸びているか、沈んでないか。ボールを感じるように、自分の体をすこし客観的に感じてやる。
サッカーでは相手の嫌がることをするが、水泳では相手の嫌がらないことをする。相手は水だ。水の嫌がることをすると跳ね返される。水の嫌がらないことをすると驚くほど水は優しくなる。
書いていて自分でもよくわからなくなってきたので、この辺にしとく。
トライアスロンに近づいた
週2で通いだして少しずつ水泳について考えるようになって、1kmくらいならもう泳げるんじゃないかと昨夜ふと思った。
いつも苦しくなるとなんとなく休憩していて、本気でやったらどのくらい泳げるのか挑戦してみることにした。
途中苦しくなっても1km泳ぎ続けるぞと。
で結果から言うと1km泳げた。もっと泳げそうだったけどとりあえず1km泳げたことが嬉しくて止まった(笑)
一年一ヶ月プール通いを止めなくてよかった、続けることが大切なんだ。
水中ウォーキングのおじいちゃんより遅く25mを泳いでいるのか溺れているのかわからないようだった自分が1km泳いでも周りのレーンで泳ぐ人よりペースもはやかった。
2014年の夏はトライアスロンに挑戦する。挑戦したい種目はオリンピック・ディスタンス(水泳1.5km、バイク40km、ラン10km)だから1.5km泳げればいい。
この調子なら1.5kmは問題なくクリアできそうだ。トライアスロンにやっと挑戦できる資格を得た!そんな気分。
トライアスロンマガジンLUMINA
1km泳いだあとに早速トライアスロンマガジンLUMINAを買ったり(爆笑)
12月号は俺の大好きなトライアスリート上田藍さんの記事もちょこっと載ってた、水泳練習法の特集もあって勉強になるわ。