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食べて走って、弁当男子ならぬ弁当ボーイの日記。

板橋Cityマラソン2014を走り終えて

板橋Cityマラソン2014を走り終えて

3回目のフルマラソンで遂に完走

3月23日(日曜)板橋Cityマラソン2014走ってきました。
去年の同大会が初のフルマラソン、1年経ってあいだに館山マラソンを挟んで3度目のフルマラソン挑戦。

3度目にしてやっと一度も止まることなく走りきっての完走に成功しました。走りきったという達成感で終わることできた初のフルマラソンになりました。

1km毎のラップとともに振り返ってみようかと。

今回の目標

今回の目標はタイムを気にしないこと。数ヶ月前はサブスリー目標なんて考えていたけど2ヶ月前の館山マラソンでまだまだ脚ができていないことがわかったので、タイムは考えないことにした。

タイムは考えずにとにかく走りきることが目標だ。途中でバテて脚を止めないこと、32kmまではとにかくペースを抑えてラスト10kmのラップを一番はやくする。

といった感じ。

スタートから5kmまで

では実際にどうなったか。

板橋シティマラソン2014-1km5km-rap

1週間前の30km走で5:20前後のペースであれば、残り12km問題なさそうな感じがあったので5:20前後キープを意識する。

スタートから1kmはまぁ行列なのでゆっくりと。板橋シティマラソンは参加者が1万5千人を越える大きな大会だから自分のタイムだと最初から最後まで行列が続く。

それでも3kmあたりから多少ばらけてくる。スタートは周りがペースを上げたがるので自分も流されて3km目のラップは5分を切る。いかんいかん抑えねば。

6kmから10km

板橋シティマラソン2014-6km10km-rap

6kmから10kmも少しペースはやめ。このあたりは元気なランナーが多く横をすり抜け我先にと走るので自分のペースを保つのが難しい。人に抜かれるとついつい追いたくなってしまう性分。

11kmから25km

11kmから25kmまではおおよそペース維持。

板橋シティマラソン2014-11km15km-rap


板橋シティマラソン2014-16km20km-rap


板橋シティマラソン2014-21km25km-rap

板橋シティマラソンのコースは荒川河川敷を21km下って戻ってくるというシンプルなコースだ。21kmで折り返すと今まで下ってきたので若干のぼりとなる。そしてこの日は前半追い風だったので折り返しで向かい風に変わる。

後半戦はのぼりと向かい風だ。のぼりはそんなに意識するほど傾斜じゃないけど、風は強かった。かぶっていたキャップが風で飛ばされそうになるのでつばを逆向きにしてかぶりなおす。

風を正面から受けると体感温度も下がるのでウエストポーチに入れておいた手袋をする。ふふっ準備しておいてよかった。

26kmから30km

板橋シティマラソン2014-26km30km-rap

向かい風で自然とペースが落ちる。風はけっこうキツイし脚も痛みが出てきたがペースは抑えて走ってきているので体力的にはまだまだ元気だ。今回はいけるんじゃないかと段々とテンションがあがってくる。

31kmから35km

板橋シティマラソン2014-31km35km-rap

32kmまで抑えて走るつもりが妙にテンションが上がって3kmほどはやめのペースアップになる。この辺りになってくると周りのランナーはペースを落とすので、ペースを維持しているだけでも抜いていくこととなる。だからペースをアップすると無双状態だ。

ヒャッハーごぼう抜きだぜ。すごく気持ちがいいこれがランナーズハイだろうか・・。

36kmから39km

板橋シティマラソン2014-36km39km-rap

板橋シティマラソンの名物シャーベットステーションが35km過ぎにある。シャーベットステーションってのは名前の通り補給食にシャーベットアイスが用意されているのだ。これはやっぱり食べたいということでペースを落として受け取る。自分が受け取ったのはオレンジシャーベットだった(去年はりんごだったかな?)。

脚は止めずにペースを落として走りながら完食。いやこれは本当に美味しい。シャーベット自体が美味しいのか、ここまで走ってきたからか、両方だろうか。

食べ終えてさてペースを戻そうとするとここで思わぬ事態が。脚が重すぎる・・ペースを上げようにも重くて動かない。
シャーベットを食べて一休みしたせいでランナーズハイから素面の状態へ戻ったのか脚の疲れをここで一気に感じる。

脚は痛いし呼吸も荒くなって苦しくなる。また今回も最後までちゃんと走りきれないのか・・ペースはキロ6:00を越える。

ラスト3kmからゴール

ラスト3キロで前日に読んだ、小出監督「マラソンは毎日走っても完走できない」の一部を思い出す。

どうして走っている途中でスピードが落ちてしまうのでしょう?その理由を、呼吸が苦しくなったからだとは思っていないでしょうか。「呼吸が苦しくなるから長くは走れない」と言う人がいますが、これは勘違い。長く走ったからといって、呼吸は苦しくなりません。

脚は重く痛いし呼吸も苦しい、ペースが上がらない!!呼吸は苦しくなるじゃんかよ!と。いや待てよ脚の痛みにつられて呼吸が荒くなってるだけじゃないだろうか?脚は痛いがキロ6:00のペースで呼吸が苦しくなるのは確かにおかしい。

一度冷静になってみよう。

呼吸が落ち着く。うん、確かに冷静に呼吸すると苦しくないぞ。脚が痛いだけだ。これは発見だった、今までのフルマラソンで30km過ぎに失速すると脚の痛みと呼吸の苦しさから心肺能力も足りていないんだと考えていた。

呼吸が苦しくなるのは痛みにつられた精神的なものだったのか。

呼吸が落ちつくと冷静さも取り戻す。この程度の脚の痛みなら我慢すればもうちょい走れるぞと。

板橋シティマラソン2014-40km42km-rap

ラスト3kmでもう一度ペースを取り戻す。脚は全体が酷い筋肉痛のようだ、足の甲には鋭い痛みも感じてきた。でも呼吸は落ち着いている。これなら走れるぞ!

ゴールまでのラスト200mはダッシュした、ラストスパートだ。「はやーい」と沿道の子供の声。そう自分は速いのだ(爆笑)。

最後のラップは5分を切った。そしてラストスパートできたのが何よりも嬉しい。過去2度のマラソンはゴールになんとか辿り着いただけ、3度目にしてやっと走り切ってのゴールだった。

タイム的にはそうかわらないけど達成感が全く違う。

結果

スタート地点から(ストップウォッチ):3時間41分10秒
号砲から(ナイキアプリ):3時間44分43秒

5分ほどベストタイム更新。

おわり

心肺能力は問題ないということが確認できたのが大きな成果。42キロ走っても痛くならない脚だけ作ればタイムは大きく縮められるはず。

それには脚の筋力アップこれだ。自分の場合は1年ほど上半身だけ筋トレしていたことがあるから上半身重たい下半身弱いという走るにはバランスがとても悪い。上半身は維持して下半身強化が今年の課題だ。

1年後の板橋Cityマラソンは今度こそサブスリーで走れるように。

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