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食べて走って、弁当男子ならぬ弁当ボーイの日記。

フルマラソンを3回走って学んだこと「マラソンは我慢だ!」

フルマラソンを3回走って学んだこと「マラソンは我慢だ!」

フルマラソンは我慢だ

2013年からはじめたフルマラソンへのチャレンジ。
先日の板橋シティマラソンが3回目の挑戦でした。

板橋シティマラソンでは一度も脚を止めることなく充実感のなかゴールできました。一度も止まることがなかったのである意味では本当に完走できたはじめてのフルマラソンとなりました。

1回目、2回目のフルマラソンは30km過ぎで失速して歩くまたはストレッチで一時的に止まるといった感じでのゴールでした。走りきったという充実感はありませんでした。

脚が止まってしまった過去2度の失敗から学んで3度目でやっと完走を成功させたというわけです。3度目の正直ってやつですか。

今日はそんな失敗から学んでフルマラソン完走を成功させるにいたった大切なポイントをご紹介したいと思います。

とにかく我慢すべし

フルマラソンは我慢だ!これにつきると思います。
呼吸が苦しくても、脚が痛くてもとにかく耐えて我慢すべし!!。

という話ではないのでご安心を・・。

過去2度の失敗したフルマラソンは30kmを過ぎでいずれも失速していました。理由は単純でオーバーペースだったからです。ペースが速すぎたということですね。

で3度目の板橋シティマラソンはゆっくりと走ることに決めました。普段気持ちよくジョギングしているペースよりさらに遅いペースを守って走ることを強く意識しました。

フルマラソンの我慢とはとにかくスピードを出さないとう我慢のことです!!。

なんだゆっくり走ればいいのかと思うかもしれませんが、これがマラソン大会でやるとけっこう難しいものです。周りにつられてついついと、調子がいいからついついと、頭でわかっていてもペースを上げてしまいがちです。

スピードを抑えて、自制心を強くもって走るというのはかなりの我慢が必要です。

では特にペースを上げがちな注意すべきポイント、我慢ポイントをあげてみます。

スタートは我慢ポイント

スタートから5kmくらいは特にペースが上がりやすいです。人を押しのけすり抜けてまで目標ペースにはやくはいろうとあせるランナーが多いです。以前のぼくもそうでした、人のあいだをすり抜けながら右に左に・・・目標タイムのペースを刻むことにやっきになっていました。

3度目でわかりましたが、スタート付近での頑張りははっきり言って無駄です。後半が元気ならいくらでも取り戻せますのでゆっくりとはいりましょう。あせって無駄な体力を消耗しないこれにつきます。

給水は我慢ポイント

次に給水について。
ゆっくりとしたペースで走ってみたらわかったのですが、多くのランナーが給水所の前でペースを上げるのです。おそらく絶対に給水を逃さないようにというあせりからなのでしょう・・・。

そしてペースを上げて速くなっているから、給水コップを受け取る際に急ブレーキ。給水が終わると急ブレーキを取り戻すためか急にペースを上げる。

これもはっきり言って無駄ですよね。フルマラソンはとにかく体力の消耗を最低限に抑えるのがポイントです。急ブレーキ急発進は大きなエネルギーロスです。

給水所が近づいたら逆にペースを落とす。コップが受け取りやすいです。ペースを落としたまま給水して、また給水所前のペースにゆっくりと戻しましょう。

これだけのことでも体力の消耗を抑えて後半の走りが変わってきます。給水所前であせってペースをあげないよう我慢です。

折り返しは我慢ポイント

21キロ通過の折り返し、やっと半分走ってきました。ここでもペースを上げがちです。残り半分だという安心感からでしょうか。

脚がきつくなってくるのは30km過ぎからです。折り返し付近はまだまだペースを抑えて走る我慢が完走に繋がります。

フルマラソンを3回走ったりロング走の練習でわかったてきたことは、30kmを走ってきて ”まだ12kmも” あるのかと思ったら失敗です。これはオーバーペースで走ってきてしまっています。地獄の残り12kmとなるでしょう・・。

30kmまでは余裕をつくって走るように、折り返しを過ぎても我慢です。

しかけるポイント

ではいつまでスピードを抑えて走るのか。
自制心を強く持ち、周りに流されず、体力の消耗を最小限に我慢して我慢して走ってきた自分を解放するときです。
ペースを上げて己を解き放つ!!最高に気持ちのいい瞬間が我慢の先に待っています。

そのポイントは30km付近だと思います。
ここまで我慢して抑えて走ってくれば ”もう残り12kmだ!” いけるなと思えるはずです。そこがしかけるポイントではないでしょうか。

多くのランナーが失速する30kmを過ぎで逆にペースをあげる。亀がうさぎを追い越す瞬間ですか、アリとキリギリスでしょうか。こんなに気持ちのいいことはないですよ。これがフルマラソンの楽しみ方だったのかと思うはずです。

30km過ぎは地獄だと思っていたのが実は天国であったと3回目にしてぼくは気付きました。

おわり

長々と偉そうに語ってしいましたが、板橋シティマラソンのレポートでものせてあるように我慢できずに予定より早めにペースアップしちゃってるんですよね(爆笑)。で懲りずに失速していると。

でもラスト3kmからまた盛り返すことができたのは、とにかくペースを抑えた我慢の走りを前半・中盤にできていたからだと思います。

マラソンは走りきる肉体的なタフさはもちろんのこと自制する精神的なタフさも必要だと。いやー奥が深い。ハマってきてますマラソン。

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